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地元では有名なちょっと強面の先輩がいるのだが、その先輩の彼女というのがこれまた美人なのだ。彼女さんに憧れていた男子は数えきれないほどいた。でも、先輩がいるので誰も手を出せなかったのだ。僕は幸いその先輩にも可愛がられていて、よく先輩の家にも遊びに行っていた。先輩の家に行くと、彼女さんはいつも一緒にいた。ある日、先輩の家に遊びに行くと、彼女さんしかいなかった。
「ちわーす、あれ？先輩は？」
「あー、出かけたよ。急に用事思い出したって。あんた来たら待ってるように言ってたよ」
「あ、そうすか」
待っているように言われたものの、彼女さんと２人きりは少し気まずい。ただでさえドキドキしてしまうのに、２人きりだなんて。少し沈黙が流れた。最初に口を開いたのは彼女さんだった。
「あんたさー、彼女とかいんの？」
「いや、いないっす」
「じゃあ、今度紹介してやるよ。うちの後輩」
「ありがとうございます！」
「何？ということは童貞？」
「あ、はい」
「キスはしたことある？」
「あ、一度だけ」
「キスの味、覚えてる？」
「いや、あのときは夢中で、覚えてないっす」
これは一体何の話なのだろう。
「じゃあ、キスの味、教えてあげるよ」
そう言うと彼女さんは僕にキスをしてきた。しかもベロチューだ。彼女さんは有無も言わさずきっついやつをかましてくれた。
「どう？キスの味、どんなだった？」
「あ、タバコの味がしました」
にやりとする彼女さん。こんなの先輩にバレたらやばいよ。先輩が帰ってくるまで生きた心地がしなかった。

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はい皆さんこんばんは。

今日の「豊かな性生活講座」は番外編といたしまして、もしあなたのパートナーがEDになってしまったら？というテーマでお付き合いいただきます。

今ここにいらっしゃる受講生の皆さんは、年齢もまちまちですね。20歳代の方からいちばん上の方になりますと50歳代の方までいらっしゃいます。

40代50代の方には、EDの問題はすでに切実な問題かもしれませんが、20代30代の方も、自分には関係ないとは思わないでくださいね。

最近は、若年性EDというのも増えていますから、ある日彼氏が自分のことを全く喜ばせることがでいなくなってしまう可能性というのもそんなに珍しいことではないのですよ。

では最初に、自分のパートナー実際にEDになってしまった場合の注意点についてお話しましょう。
まずEDというのは、男性にとってものすごくショックなことだということを肝に銘じてください。
ですからたとえ冗談にしても絶対に「なんで立たないのよ、役立たず」みたいなことを言ってはいけません。

男性は深く傷つきながらも、そのことを悟られないようにするために、冗談で返してくるかもしれません。
ところがその時男性は深く深く傷ついているので、次第にあなたとのエッチを避けるようになるのです。
女性の側では、軽い冗談のつもりで言っただけなので、極端な話自分がそんなこと言ったことさえ忘れているかもしれません。

しかし男性の方では、もうその話題には触れたくないそういう意識がどんどん強くなってくるので、あなたが彼を求めたとしても、のらりくらりとセックスをするのを避け始めてしまうでしょう。

そうなると今度はあなたが疑心暗鬼になる。番ですね。
疑心暗鬼になったあなたは、私に魅力がなくなってしまったんだ、と思い悩んだりします。

そういうすれ違いがきっかけで離婚してしまったご夫婦や、結婚直前だったのに恋人関係を解消してしまったというカップルをたくさんいるんです。
というわけで、まず最初にEDかもしれないと思った時に、そのことを冗談のネタにしてしまうのは絶対にやめましょう。

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