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テレフォンセックス

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台風が日本列島を縦断したある秋の日。かつて経験したことのない豪雨と暴風の中で、僕はテレフォンセックスをしていた。
木造平屋のアパートで近くに濁流が渦巻く河川があるという素晴らしい立地である。避難警報こそ出ていないものの、いつ吹き飛ばされてもおかしくないであろうことは、バキバキと音を立てる窓と壁が自己主張をしていた。正直な話、テレフォンセックスをやっている場合ではない。
そんな中で僕はテレフォンセックスをしていた。自分の命と女の子との約束のどちらを守るのか、と言われたそれは後者だ。死んだら僕が残念なだけだが、約束を破れば女の子が残念になる。それは避けたかった。そしてもう一つの理由がこの台風だ。
以前、付き合っていた彼女と台風の日にセックスしたことがある。暴風雨の中、僕たちはカーセックスをしていた。車がグワングワンと音を立てて揺れる非日常と言うシチュエーションが僕たちにより一層火をつけた印象がある。もし、この世の終わりが来ても彼女に挿入したまま死ねるのだったら、こんな幸せな死はないだろうという思いが興奮を掻き立てた。男は命の危険を感じると勃起して自分の種を残そうとする遺伝子が発動する。台風の轟音がそんな僕の遺伝子を発動させて、そのカーセックスは一生忘れられない思い出となっている。
そんな経験があるから、僕は台風の真っただ中でテレフォンセックスを敢行したのだ。非日常は日常を魅力化するスパイスである。「台風大丈夫なの?こっちは明日上陸みたいだけど」と相手が聞いてきたが、そのような気遣いは無用だ。むしろ、台風直撃の日とテレフォンセックス実行日が重なったことに僥倖を覚えるくらいだ。
僕の思惑通り、その日のテレフォンセックスは恐ろしく燃えた。僕の腰のグラインドの揺れは、暴風による揺れを遥かに超えていた。
そして、まさに僕が果てようとしたその時に、艶っぽい声を出していた彼女がふと素に戻って言った。
「ごめん~雨降ってきたから洗濯物取り込んでくるね」
僕は一気に現実に戻された。セックスはもちろんだが、テレフォンセックスでも相手と同じ環境にいないと一体感は得られないものだ。
その翌日、彼女にテレフォンセックスを申し込んだら「台風でそれどころじゃないよ~」とあっさり断られた。まあ、それが普通だ。
無修正マンコ
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