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困った時に助けてくれる人

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僕は体が硬い上に、あちこちに凝りを抱えている。僕にとって困った時に助けてくれる人と言えば、マッサージ師だ。
ただ、結構ハズレは多い。女の子のマッサージ師は力が弱いし、男だと力任せで痛いだけと言うのはよくある。
夜に寝る時などは、布団の上で体をひねって背骨や首、肩などを自分でバキバキゴリゴリ鳴らしてから寝ないと、どうにも体が苦しい。
そして、今日も今日とてベッドの中で自然と体をバキバキ鳴らしていると
「あんまり鳴らさない方がいいですよ」
と、横で寝ていたマナカさんが忠言してくれた。
援交サイトで知り合ったマナカさんは、そのファニーフェイスと裏腹にマッチョだった。腹筋もバキバキに割れていて、腕なんて僕より太い。
「筋肉がついちゃって恥ずかしいんですよね」
世に筋トレ女子は多いが、マナカさんはナチュラルだった。倉庫管理やマッサージ屋など肉体を酷使する仕事をしていた結果、マッチョになってしまったらしい。
ただ、世の筋トレ女子と異なるのは、マナカさんは望んでこんな体形になったわけではないと言う事だ。
ホントは筋肉を落としてもっとスレンダーな体型になりたいそうだ。
「音を鳴らすと気持ちいいですが、関節が痛みますからね」
マナカさんはそう言って僕の上に乗ってきた。そして、体中を触ってチェックする。彼女の本職はマッサージ師なのだ。
そうやって、マナカさんはマッサージをしてくれた。そして、これが異常に効いたのだ。援助交際としてセックス目当てでお金を払ったが、このマッサージならそれ以上の価値はある。
ただ、僕は申し訳ない気もしていた。仕事で散々マッサージしているのに、こう言う時までマッサージをさせるのはどうか、と。
困った時に助けてくれる人になれればそれでいいんですよ、なんてマナカさんは言ってくれる。そして、マナカさんにとって足りない生活費を補ってくれる僕のような存在は、困った時に助けてくれる人なのだ。
一通りマッサージをしてもらった後、今度は僕がマナカさんの疲れた体をマッサージしてあげた。
「当たり前ですけど、マッサージはするよりもされる方が断然いいですね」
仕事疲れのマナカさんの堅い筋肉を僕は丁寧にもみほぐした。
ホ別いちご
わりきり

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