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借金の肩代わり

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会社経営してたんだけど、最後は借金しか残らなかった。
妻も子供連れて出て行ったし。住んでる家も、そろそろ出て行かないと。
もうないない尽くしで、実家に帰ろうにも、今は実家は兄が継いでるし、もう居場所もないしさ。どうしようかなーって。
こう言う時って、頭が妙にしゃきしゃきして、テンション高くなってさ。脳内麻薬が出てるんだろうね。
誰か借金の肩代わりしてくれねーかなー。くれねーよなー。ワハハみたいな。
行きつけの飲み屋で、バカみたいに飲んで「もう、金ないの。借金しかないの。可哀想な俺」って泣きごと言いながら、笑ってた。
一攫千金みたいなキャンブルとかもしたくなるよな。破れかぶれで。
そうしたら、一人女の人が隣に座ってさ。言うの。
「一攫千金、狙ってもダメだよ」って。割と派手な化粧に、世代は多分40代くらいかな。色っぽい感じの、玄人っぽい雰囲気の女。
奥の席の連れの女性みたいだったけど、奥の席にはいいスーツ着た男が数人座ってて。多分、そこから抜けてきたんだろうね。
「あそこの席にいる男に頼んでごらん。借金の肩代わりしてくれるかも」ってその女。
「いやぁ、怖そうだからいいよ。借金の肩代わりの代償の方がでかそう」って俺、笑った。
そうしたら、その女さ、噴き出すように笑ってさ。
「それだけ、理性が働いてる状態なら、大丈夫」って。
本当に借金で頭がおかしくなってる人なら、すぐのあの男のところに行って土下座してる。そして、ボコボコにやられてたはずって。
「他人に頼らずに自力でなんとかできるはずだよ」ってその女が去り際に言ってくれた。
その言葉で救われたっていうかさ、覚醒。再起して、今のところ順調に借金返せてる。
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